ダークウェブ1920

Tor・Braveで見る現在のダークウェブはどんな感じ?検索方法・危険性も解説

2024年1月23日

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ダークウェブという単語を耳にしても、Torをインストールして実際にアクセスした経験を持つ人は多くありません。
ダークウェブはTorネットワークの通称であり、Tor・Onion・Braveなどの専用ブラウザでアクセスする仕組みです。
今回の記事では、ダークウェブの概要・仕組み・Torのインストール方法などをまとめました。
さらに、ダークウェブ内に存在する検索エンジン・リンク集についても紹介します。
本記事を読めば、ダークウェブの本来の目的やアクセス方法がわかります。
Torをインストールしてダークウェブにアクセスし、ディープなインターネット空間を体感してみましょう。

ダークウェブとは

ダークウェブとは一般的な検索エンジンに登録されず、主にTorブラウザでしか閲覧できないWebサイト群です。
ダークウェブとは、特定のWebサイトを指す言葉ではありませんので注意してください。
本来は政府によるインターネット規制・弾圧などから逃れる仕組みでしたが、以下のように悪用されるケースもあります。

• マルウェアの制作依頼
• 不正アクセスで入手した個人情報の販売
• 薬物・武器などの販売

ダークウェブはインターネット上の情報量の1%未満であり、Torネットワークと呼ばれる場合もあります。

インターネットの階層
インターネットには、以下のような異なる層が存在します。

1. サーフェスウェブ
2. ディープウェブ
3. ダークウェブ

サーフェスウェブはビジブルウェブとも呼ばれる、Googleなどの検索エンジンが登録可能な部分です。
検索エンジンから簡単に検索できる表層部分で、インターネット上の情報の約5%を占めています。
ディープウェブは、パスワード・暗号化・特定ソフトウェアでアクセス可能な検索エンジンに登録されていないコンテンツです。
深層ウェブとも翻訳されるディープウェブは、インターネット上の情報の90%を占めています。
たとえば、ディープウェブに該当するコンテンツは以下のとおりです。

• ログインが必要なオンラインショップ
• 個人の銀行口座ページ
• Googleドライブ・Gmail・Dropboxなどのクラウドサービス
• 会員登録しないと閲覧できないSNS

ダークウェブとは、特定のソフトウェアや認証がなければアクセスできないネットワークです。
匿名性を重視して設計されたダークウェブの代表例は、Tor(The Onion Router)を利用したネットワークです。
なお、ダークウェブとよく混同されるダークネットですが、インターネット上で未使用のIPアドレス空間を指します。

ダークウェブの現在はどんな感じ?

ダークウェブと耳にすると怪しく感じますが、大企業・SNS・大手メディアのコンテンツも少なくありません。
Torネットワーク内では、サブドメインを用いて企業や個人がWebサイトを自由に公開できる仕組みがあります。
たとえば、ダークウェブには以下のような健全なコンテンツも数多く見られます。

• ダークウェブ内を検索する検索エンジン
• BBC・ニューヨークタイムズなどの大手メディア
• VPNプロバイダによるメールサービス
• Facebook
• 内部告発・情報共有をするSecureDrop

なお、ダークウェブを悪用した以下のようなコンテンツも残念ながら散見されます。

• 流出したデータベース情報
• 盗聴などにより得たパスワードを含む個人情報
• クレジットカード情報
• ハッカーたちが利用するフォーラム
• ランサムウェアで窃盗したデータのリークサイト
• その他非合法コンテンツ

ただし、ダークウェブの違法コンテンツに一般人が容易にアクセスできるわけではありません。
違法な取引を行っているWebサイトは、基本的に会員制で入会にはさまざまな条件があるからです。
ダークウェブについてさらに詳しく知りたいなら、「ダークウェブとは?アクセスするとどうなる?」を一読するのがおすすめです。

Torの仕組みと危険性について

ダークウェブにアクセスするTor(The Onion Router)は、The Tor Projectによって開発されたブラウザです。
インターネットにおけるユーザーの匿名性の保護を目的とし、1990年代半ばに開発されました。
開発元のThe Tor Projectは、ダークウェブのためのブラウザ・ネットワーク・関連サービスを統括する非営利団体です。
電子フロンティア財団・Mozilla・アメリカ政府・Googleなども、過去にThe Tor Projectへ出資しました。
Torを利用するメリットは、以下のとおりです。

• IPアドレスを隠してプライバシーを保護
• ダークウェブにアクセス
• 無料で利用できる
• データ容量に制限がない

一方、Torには以下のようなデメリットもあります。

• 接続スピードが遅い
• 一部のWebサイト・プロバイダはTorを規制している
• サイバー攻撃のリスクはほかのブラウザと同じく存在している

Torのインストール・使用自体は違法ではありませんが、Webサイトやプロバイダはアクセス規制しています。
そのため、プロバイダの規制リスクを回避するにはTorとVPNの併用がおすすめです。
VPN(Virtual Private Network)とは、仮想専用線と訳される通信セキュリティ強化の仕組みです。

ダークウェブを閲覧するための2ステップ

ダークウェブにアクセスし、閲覧するための2ステップを解説します。
1.Tor・Brave・Onionなど対応ブラウザをインストール
2.ダークウェブ用の検索エンジンで検索

Torの利用はプロバイダに制限される可能性もあるため、VPNの導入も検討しましょう。
VPNを導入するなら、高速・低価格・堅固なセキュリティが特徴のNordVPNがおすすめです。

Tor・Brave・Onionなど対応ブラウザをインストール

ダークウェブに対応したブラウザをまずはインストールしてください。
現在、ダークウェブに対応したブラウザは以下の3つです。

• Tor
• Brave
• Onion

OnionはiOS向けにリリースされている、Torと同じ仕組みのスマートフォンブラウザです。
3つのブラウザはどれもTorモードで動作しますが、何層もの暗号化によりアクセススピードが遅いのが難点です。

ダークウェブ用の検索エンジンで検索

ダークウェブでコンテンツを検索するなら、TorchAhmiaといった検索エンジンにアクセスしましょう。
なお、上記のリンクはOnionドメインになっているため、アクセスするにはTorなどのダークウェブ対応ブラウザが必要です。
これらの検索エンジンのURLを知らなければ、ダークウェブにアクセスするのは非常に困難です。

ダークウェブにアクセスするパソコン・スマホブラウザ

ダークウェブにアクセスするためには、Tor・Onion・Braveといったブラウザのインストールが必要です。

• Tor・Onion
• Brave

OnionはTorのiOS版ですので、TorとBraveをパソコンへインストールする手順を解説します。

Tor・Onionのインストール

ダークウェブにアクセスするデバイスに、TorかOnionをインストールしましょう。

• Windows・Mac・Linuxパソコン(Tor)
• Androidスマホ(Tor)
• iOSスマホ(Onion)

インストール手順は一般的なアプリとまったく変わりません。
1. それぞれのリンク先からダウンロードしてインストール
2. Torを開く
3. 「接続」をクリック
4. ダークウェブ検索エンジンからコンテンツを探す

Braveのインストール

BraveはTorモードを搭載した、広告をブロックするセキュアで安全なブラウザです。
Braveが対応しているOSは、以下のとおりです。

• Windows(Brave公式サイト
• Mac(Brave公式サイト
• Linux(Brave公式サイト
• Android(Google Play
• iOS(AppleStore

さらに、Chrome拡張機能に対応しているため、ChromeやEdgeを利用している人が移行しやすいブラウザです。
また、Chromeの3倍の速さと謳われており非常に高速なのも大きなメリットです。
以下の手順でインストールしてTorモードを利用しましょう。
1. Braveをインストール
2. 設定アイコン(三本線)から「Torで新しいプライベートウィンドウを開く」をクリック
3. 「Torの接続が完了しました」と表示されたらダークウェブ検索エンジンにアクセス

ダークウェブにアクセスするための検索エンジン

ダークウェブでコンテンツを検索するための検索エンジンやリンク集は、以下のとおりです。

• The Hidden Wiki
• TorLinks
• Torch
• Ahmia
• DuckDuckGo

それぞれの特徴について把握したあと、実際にTorを利用して自分に向いた検索エンジン・リンク集を見つけましょう。

The Hidden Wiki

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The Hidden Wikiは、1990年代後半から2000年代初頭にあったようなコンテンツのリンク集でした。
非合法のリンク先も数多く掲載されており、多くの人がダークウェブに抱くイメージにもっとも近いコンテンツです。
しかし、2014年に法執行により廃止されたあと、ミラーリングされた疑似サイトが多く立ち上げられました。
たとえば、The Hidden Wikiは当時の状態に近い形で現在も利用できます。

TorLinks

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TorLinksは、The Hidden Wikiのバックアップとして機能しているコンテンツです。
商用リンク・非商用リンクに分かれていますが、The Hidden Wikiほど詳細なリンク先の説明はありません。
また、非合法的なリンクも多数あるためクリックは自己責任で行いましょう。
たとえば、TorLinksの「Financial ServicesCommercial Links」にあるリンク例は、以下のとおりです。

• 残高のあるPayPalアカウントの販売
• 偽札の販売
• 偽造カードの販売
• 偽造の運転免許証・パスポート・IDカードなどの販売
• ハッカーの雇用

Torch

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Torchは、ダークウェブでもっとも古く人気のある検索エンジンのひとつです。
ダークウェブ内を毎日クロールし、1日あたり8万件以上のリクエストを処理しています。
見た目はGoogleを思わせるシンプルさがあり、応答スピードも速いためストレスフリーで利用が可能です。
ダークウェブを検索するなら、情報量・スピード・ユーザーインターフェースに優れたTorchに触れてみるのがおすすめです。

Ahmia

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Ahmiaはセキュリティに優れ、スピーディーにさまざまな検索が行えるダークウェブの検索エンジンです。
2014年に開発され、児童ポルノ・虐待的な事項などを排除してクリーンな検索結果が得られる仕組みです。
また、ダークウェブに自分のコンテンツを作った場合には「Add Service」 から追加できます。

DuckDuckGo

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DuckDuckGoはTorの既定の検索エンジンとして設定されており、通常のインターネット上を検索するときに利用します。
DuckDuckGoがTorに推奨されている理由は、ユーザーの検索活動を記録しないからです。
ただし、DuckDuckGoはTorchやAhmiaとは異なり、ダークウェブ内の検索はできません。

ダークウェブとTorに関するよくある質問

ダークウェブとTorに関するよくある質問を解説します。

• Torを利用すると捕まる?
• 「ダークウェブを見て酷い目に遭った」「殺される」は本当?
• ダークウェブのサイト集を知りたい

あらかじめ疑問を解消しておき、トラブルを回避しつつTorでダークウェブを巡回しましょう。

Torを利用すると捕まる?

Torの利用自体には違法性がなく、インストールや使用だけで逮捕される可能性はありません。
なお、いくつかの事件でTorを利用した犯人が逮捕されていますが、匿名性が破られたケースは皆無です。
ただし、警察側は「Torを利用していても捕まるケースがある」と発表しています。
Torを利用しても、違法行為をすればほかの方法で発覚して逮捕される可能性があります。

「ダークウェブを見て酷い目に遭った」「殺される」は本当?

ダークウェブはTorネットワークの通称であり、閲覧しただけで酷い目に遭ったり殺されたりする可能性はゼロです。
ただし、違法な取引や非合法コンテンツがはびこっているため、ダークウェブ内での行動は自己責任で行ってください。

ダークウェブのサイト集を知りたい

ダークウェブのサイト集として代表的な記事は、以下のとおりです。

• Wikipedia「Onionドメインの一覧
• SafetyDetectives「2024年、ベストダークウェブサイト16選
• WizCase「2024のダークウェブリンク・ベスト25

Torでダークウェブを利用するのは自己責任で!

ダークウェブとは、Torブラウザでしか閲覧できないWebサイト群を指します。
本来は政府によるインターネット規制や弾圧から逃れるのが目的でしたが、非合法な売買などに悪用されるケースも多々あります。
ダークウェブにアクセスするためには、Tor・Onion・Braveなどの専用ブラウザが必要です。
なお、Torの利用は一部のプロバイダ・メディア・コンテンツに規制される恐れがあります。
もし自由にダークウェブを楽しみたいなら、コスパに優れたVPNであるNordVPNとの併用を検討しましょう。

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